| 大沢温泉へのアクセス |
| 花巻南インターより県道花巻大曲線を北西へ、およそ10Km。 |
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【大沢温泉】レポート |
約1200年前に征夷大将軍坂上田村麻呂が毒矢の傷を癒したと言われる大沢温泉。宮沢賢治も何度も訪れていたという話だ。大沢温泉には、山水閣・菊水館のふたつの旅館と、自炊部の三つの宿舎が建っている。山水閣は近代的な豪華な建物で、誰でも泊まりやすい。菊水館は木造で古き時代の情緒を味わえる。自炊部は質素な建物で長期滞在向け。どこに泊まっても混浴の露天風呂に入ることができる。
大沢温泉に訪問した日は雨がそぼ降る天気だった。とういうか、季節を問わず人気の大沢温泉だから混雑を嫌い、わざと雨の降る日を狙ったのだけど…。受付を済ませて即、露天風呂へ向かう。狙い通り誰も入っていなかった。
脱衣所は湯舟の横に棚があるだけ。これはどこからでも丸見えで、隠れる場所もない。女性には専用の脱衣所が用意されており、こちらは個室になっているので女性は着替えの心配はいらない。湯舟は直角に折れ曲がって長く、そのうち半分は屋根がかかっている。湯は透明で、温度は高め。目の前を川が流れている。川の向こう岸には内湯の浴舎があり、そこに向かう人からはこちら側が良く見えてしまう。
雨が激しくなってきたにも係わらず、入って10分もしないうちに次々と入浴者がやってきた。まだ朝の九時にもなっていないのに、さすが人気の大沢温泉だけのことはある。川は茶色い濁流となって激しく流れている。木々の深緑が雨に煙り、幻想的に霞む。この雰囲気の中で湯に浸かっていると、人気の理由も理解できる。
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